派遣の失業保険、契約満了は会社都合?それとも自己都合?

派遣社員の契約満了時、新たな職場を紹介して貰えなかった、契約更新を希望したにも関わらず打ち切りになったという場合には会社都合となります。
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派遣社員の失業保険

派遣社員として働いている場合、派遣先企業からの契約打ち切りや契約満了によって仕事が切れてしまうことがあります。こうなると収入が無くなってしまうので、多くの場合失業保険を頼りにすることになると思いますが、失業保険は自己都合か会社都合かで待機期間、受給期間が大きく異なってきます。

保険を貰う条件

まず、失業保険を受給するための条件について確認しておきましょう。失業保険を受け取るためには通算六ヶ月以上同じ職場に継続して勤めることが絶対条件となります。また、本人の都合により職場を離れる際には過去二年間雇用保険加入期間が通算12ヶ月以上ないといけませんから注意が必要となります。

会社都合と自己都合

冒頭でお伝えしたように、失業保険は会社都合と自己都合で待機期間や受給期間が異なってきます。会社都合とは企業が破綻したりしたことにより雇用契約を継続することが困難になった場合、または一方的な解雇などが該当します。自己都合とは、自身の都合によって職場を離れたり、懲戒解雇がこれに該当します。

契約満了はどっち?

派遣社員が契約満了となって職場を離れる際には会社都合になるのか、それとも自己都合になるのか、ということですが、現在厚生労働省では契約満了となり職場を離れることになった派遣社員に対して一ヶ月程度で新たな職場を派遣スタッフに提供するよう通達しています。そのため、一ヶ月以内に新たな職場が紹介されなかった場合は会社都合として離職票を受け取ることができます。

ポイントは一ヶ月

要するに、この一ヶ月という期間が大きなポイントとなります。一ヶ月以内に新たな職場が見つからなければ会社都合扱いとなり、待機期間である七日を経て失業保険が受給できるようになります。そのため、この期間は焦らずにゆっくりと仕事を探すなりすれば良いでしょう。

その他の理由

改正雇用保険法が2009年に改正され、契約満了となった派遣社員の離職理由の決め方が変更になったのはご存じかもしれません。改正された改正雇用保険法では、派遣社員が契約更新を希望したにも関わらず打ち切られた、契約満了時に新たな職場を紹介して貰えなかった、という場合も会社都合となります。

しっかり理解しよう

収入がない状態では生活に大きな支障が出ることも充分考えられますから、失業保険受給についての知識はしっかりと身に付けておきましょう。会社都合となるか自己都合となるかしっかりと判断することが重要です。