派遣の自己責任の範囲とは?

派遣は自己責任の範囲がどこまでかが契約で定められていることがあります。特殊な場合を除いて、労働法に準拠し経営上の負債などの責任は範囲外のようです。
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WEBライター。頭もお腹も柔らかくをモットーにしてます

派遣の自己責任はどこまでか?

派遣は正規労働者と違ってあくまでも派遣会社を経由しての登用ということになります。そのため、正規の社員が受けるような保証とはまた別に、派遣の自己責任というものが設定されていることが多いです。そこでどこまでの範囲が責任となるのかについてご紹介しましょう。

派遣には自己責任がある?

気になるのは派遣という立場に自己責任がそもそもあるのかという点です。全く責任の無い仕事というのは逆にないかもしれませんが、基本的な契約書の順守や仕事上の重大な過失は自己責任の内にあると考えられます。

重大な過失の境界

では重大な過失を派遣社員が犯した場合に、それはどこまでの範囲で責任となるのでしょうか。難しいのは損害賠償請求が絡んできた時にどの事例にあてはめて責任をとるのかという点です。出来ればこういった責任は最低限で派遣としての地位の軽さから責任を少なくしたいというのもわかりますが、完全に逃れられるわけではありません。その境界こそが社会通念上、会社がとるべき責任か個人がとるべき責任かの違いなのです。

自己責任が必要ない範囲

派遣にとって仕事は上司の指揮によってなされても、そこで起きた責任は本人がとることになるような気もします。でも実際のところは派遣が自分でとるべき責任とそうでないものがはっきりしていることが多いです。

自己責任におびえた時は確認をとる

大事なのは自分が責任となる部分を採用時にしっかりと確認しておくことにあります。派遣の立場からそういうことができないこともありますが、出来る限り聞く努力をしてみてください。その程度でやめさせようとする高圧的な採用であれば仕事は断った方が良いです。また、仕事を勝手に進めたりせず確認をとったり報告をあげることで、自分の責任を全て上司の確認をとったと回避すれば、責任のほとんどは問われなくなるといえます。

上司が責任をとれといっても範囲外のときもある

上司によっては全ての責任を部下にとらせようとする悪質なブラック会社も存在しています。そんな時は、しっかりと反論して間違っても業績不振の分を支払いで補てんしようとしないでください。どこまで行っても管理者責任を負うのが上司の仕事なので、間違っても派遣が仕事上で生じた負債を補う必要はないということを頭にとどめておきましょう。

派遣は経営責任まではない

上記したように業績不振もそうですが、仕事上で起きたトラブルのせいで起こる損失や下請けの不払い問題を派遣の一社員が責任を負うことはありません。これは会社がとるべき責任で個人はとる必要のない責任です。