今もある?消えつつある、牛乳配達のアルバイトについて

かつては新聞配達と並んで早朝のアルバイトとして知られた「牛乳配達」のお仕事ですが、近年は急速にそのお仕事自体が減少してしまっています。なぜ、これほどまでにお仕事が減少してしまったのか、ということは気になるところですが、今後のお仕事の行方と展開は気になるところです。
海老田雄三のアイコン
WEBライター

牛乳配達のお仕事が急激に減少!

かつては「新聞配達」と並んで、安定したニーズがあった「牛乳配達」のお仕事ですが、近年ではお仕事自体が急激に減少してしまいました。消費税増税や長引く日本経済の停滞もさることながら、コンビニエンスストアの普及や若者の「牛乳離れ」などの要因が大きいようです。新聞配達員の募集はまだ見かけるものの、牛乳配達自体はほとんど、見かけなくなってしまった背景はどのようなものなのでしょうか。

牛乳配達員の募集が圧倒的に激減

都市部から地方まで、従来の牛乳配達員のシェアが減少したこともあり、卸売業者から直接、牛乳を預かる業者が直接、現在では配送を担当しており、配達員を雇用する余力が無くなってきたことも、牛乳配達員が大幅に減少してしまった大きな要因の用です。昔から続けている人も「以前よりも収入が減った」と感じていることも珍しくないようです。

牛乳を飲む若者の減少

牛乳配達のお仕事を維持するためには、当然「牛乳を飲む人」の人口が多いことが条件です。ですが、現在の若者は、コーラなどの炭酸飲料をはじめ、ジュース、コーヒー、軽いアルコール飲料、お茶、清涼飲料水、など牛乳より安価で手軽に飲めるものがあふれています。そうなってしまうと、「あえて配達の高い牛乳」を飲むという選択肢を検討する人は圧倒的に減少してしまうのではないでしょうか。

単価の増大が顧客離れに

牛乳配達の牛乳の単価は、従来よりも高めに設定されているのが実情です。そうなってしまうと、なかなか手を出しにくい、ということになってしまうのではないでしょうか。毎月、固定費で高い料金を牛乳に支払うのは負担だ、と考えてしまう人も決して少なくないでしょう。そうなってしまうと、当然ながら新たに契約する人は少なくなってしまいますし、現在契約している人も、離れてしまう、という傾向に拍車がかかってしまう可能性があります。

コンビニエンスストアの普及が牛乳配達離れを加速

現在より20年前は、これほど都市部でもコンビニエンスストアはなく、まだ牛乳配達のような「宅配」が便利がられる時代でした。また、家庭で朝、牛乳がないと朝食でパンを食べる時も不便する、などのようなことが珍しくない時代でもありました。ですが、現在では歩いて5、6分程度の距離のところに「コンビニエンスストア」があることが決して珍しい時代ではないからこそ、簡単に欲しいものが購入できる時代といえます。そういう時代だからこそ、牛乳配達のお仕事も「激減」しているといえます。